九谷焼・青郊窯の縁起柄で楽しむ、夏の食卓と涼の時間
二十四節気では「立秋」を過ぎ、時折涼しい風が吹く季節と言われていますが、所沢でもまだまだ夏の暑さが続いています。 そんな日には、見た目にも涼しく、色彩豊かな九谷焼の器を食卓に迎えることで、ほんの少し季節の移ろいを感じられるものです。今回ご紹介するのは、青郊窯が手がける縁起柄のおちょこと豆皿。可愛らしいモチーフがぎゅっと詰まった器は、眺めているだけで気持ちが明るくなる存在です。
九谷焼の歴史と魅力
九谷焼は石川県南部で生まれた伝統工芸で、約360年の歴史を持ちます。 その特徴は、なんといっても「色絵」。赤・黄・緑・紫・紺青の五彩を使い、力強い筆致と鮮やかな発色で描かれる絵付けは、世界でも類を見ない独自の美しさを持っています。
江戸時代初期に誕生した「古九谷」から始まり、明治期には海外輸出を目的とした「ジャパン・クタニ」として世界中に広まりました。現在では、伝統的な文様から現代的なデザインまで幅広い表現が生まれ、日常使いの器としても人気が高まっています。
九谷焼の魅力は、単なる食器ではなく「絵画を手に取るような楽しさ」があること。食卓に置くだけで華やぎが生まれ、料理や飲み物を引き立ててくれます。

青郊窯(せいこうがま)の特徴
青郊窯は、九谷焼の産地・石川県能美市にある窯元で、繊細で温かみのある絵付けを得意としています。 特に「縁起柄」や「吉祥文様」を現代的にアレンジしたデザインは、青郊窯ならではの魅力。伝統的なモチーフを柔らかいタッチで描き、親しみやすく、日常に取り入れやすい器として仕上げています。
青郊窯の器は、色の重ね方が丁寧で、透明感のある発色が特徴。手描きならではの温度感があり、使うたびに心がほっとするような優しさがあります。

縁起物がぎゅっと詰まったおちょこと豆皿
今回の縁起柄シリーズには、富士、鶴亀、千鳥、達磨、宝船、鯛、招き猫、狛犬、扇など、古くから幸運を呼ぶとされるモチーフが描かれています。
- 富士山:日本の象徴であり、開運・長寿の象徴
- 鶴亀:長寿と繁栄
- 千鳥:「千取り=勝ち取る」に通じる縁起物
- 達磨:七転び八起き、努力成就
- 宝船:福を運ぶ船
- 鯛:「めでたい」に通じる祝福の象徴
- 招き猫:福を招く
- 狛犬:魔除け
- 扇:末広がりで縁起が良い
これだけ多くの縁起物が一つの器に描かれていると、使うたびに「今日も良いことがありそう」と思わせてくれます。

おちょこと豆皿の使い道
1. 冷酒を楽しむおちょこ
夏の夜、冷蔵庫で冷やした日本酒をこのおちょこでいただくと、器の涼やかな色合いがより一層心地よさを引き立てます。 縁起柄を眺めながら飲む一杯は、日々の疲れをそっと癒してくれる時間になります。
2. 豆皿は万能選手
豆皿は、薬味・お漬物・おつまみはもちろん、チョコレートやナッツなどの小さなお菓子にもぴったり。 食卓のアクセントとして使うだけで、料理がぐっと華やかになります。
3. インテリアとして飾る楽しみ
縁起柄の器は、棚やカウンターに飾っても素敵。 小さなアートピースとして、空間に彩りを添えてくれます。

夏の食卓に、少しの涼と少しの幸運を
立秋を過ぎても続く暑さの中、季節の移ろいを感じるのは難しいもの。 そんな時こそ、九谷焼の器が持つ「色彩の力」や「縁起物の楽しさ」が、日常に小さな変化をもたらしてくれます。
青郊窯の縁起柄シリーズは、使う人の気持ちを明るくし、食卓に幸運の風を運んでくれるような存在。 冷たいお酒を楽しむ時間や、ちょっとしたおつまみを並べるひとときが、より豊かで心地よいものになりますように。
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